OC準備 2024
- 9na7ri
- 2024年7月9日
- 読了時間: 2分
更新日:3月29日
数年に一度、信じられないくらい多忙な年というのがやって来ますが、今年がまさにそうです✨(笑)そうしたなかで、今年は、ゼミの皆さんと一緒にポスターづくりに挑戦してみることにしました。きっかけは、4月30日の図書館記念日がちょうどゼミの日にあたっていたので、大学の図書館を散策してみよう、という提案に始まります。
ちょうどその時期に、家事労働をテーマにゼミで話し合うことがありました。私たちの生活にとって必要不可欠な家事ですが、ライフイベント(独身→結婚→出産・育児→介護)ごとにどのような特色があるのかを皆で検討してみたところ、家事の内訳は細々としていてかつ多岐にわたっていて(「名もなき家事」とも呼ばれています)、しかもトータルで見たときの1日の従事時間は思った以上に長く、なかには便利なアイテムによって時短や楽になった作業もありますが、育児や介護といった命にもかかわる責任重大なものほど家族のなかの一人に負担が偏る傾向にある、といった意見が出されました。それに加えて、無償で行うのがふつうとされており、時給に換算してみても仕事の量・内容・時間のわりに低いということが分かりました。
こうした経緯から、その謎を図書館に配架されている文献の中から把握してみようということになりました。その結果、なぜ女性が担うのが当たり前とされてきたのか(歴史的背景)や、女性が置かれてきた/置かれている立場(社会的、経済的状況)、仕事と家事を両立させるには(共働き世帯における家事分担の実際、父子家庭に対する支援の必要性)など、様々な情報や視点を得ることができました。
各文献の要約やそれをふまえてのゼミ生のコメントをポスターとしてまとめたものは、「社会から見た家事労働と性差の実態およびそれに対する改善策について」というタイトルで、今週末に開催されるオープンキャンパスでも掲示する予定です♪今回の取り組みを今後の卒業研究の執筆の際にも活かしていただけたらとても嬉しく思います。


